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【 写真について思うこと 】

 

 

人は、どのようにして記憶を整理するのでしょうか

 

記憶が、自動的に取捨選択されるのは

自分の中に、いくつかのフィルターが備わっているのでしょうね

 

人間の記憶は、良い意味でも悪い意味でも実に曖昧な部分がある

それでも潜在意識の中に くっきりと捉えている瞬間があるんですよね

 

沢山撮った写真にも残っていない 頭の中にだけ存在する空間の残像

写真は記憶を紐解くインデックスかな☆

 

 

思えば、デジカメが身近じゃなかった頃、写真はもっと特別な一枚だった

ぶれないように注意しながらシャッターを押して、手元にくるまで分からなかった映り具合

だから、撮る側も撮られる側も、気持ちの入れ方が違った・・・

出来上がった写真を手にして、時には、思わず笑ってみたり、

時には、ちょっとがっかりしたり・・・

デジカメにはない、良さがあった

こんな事を思うのは、すでに古い人間なのだろうか?

と、言いつつ、昔のカメラは棚の奥にしまったままで

今では、すっかりデジカメに慣れてしまっているんだよね

MBしかなかったメモリーも、今では、GBになって

撮れる枚数は比べ物にならない程多くなった

デジカメの進化によって、写真自体は身近になったのである

 

 

フィルムを使う古いカメラ・・・たまーに、思い出したように眺めてみる

そうだ・・・たまには使ってみようかな

なんて思ってみたりする

 

デジカメで撮った写真を 初めてパソコンに取り込んでモニターで見た時

写真屋さんを通さないで、自分で画像の確認ができるなんて・・・その事にすら感動した

 

思えば、銀塩カメラであろうと、デジタルカメラであろうと

自分にとって、「最高の一枚」 「記念の一枚」 であれば

これらを比較する必要はないのかもしれない

その時、その場所で、確かに存在した、「その瞬間!」

 

デジカメの出現で、便利になったのは言うまでもないけれど

パソコンで見る画像と写真は違う

やっぱり写真は手に取って見るもの

そんな思いは、これから先もぬぐえないかもしれない

 

カメラは変われど、自分にとって 「特別な一枚」

そんな写真を撮ってゆきたいな

 

 

                                     2008 10/2  紫雲

 

 

 

 

 

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